「二重整形」には、「埋没法」と「切開法」の2つの種類があります。
どちらもきれいに目元を二重に見せる効果はありますが、施術内容はそれぞれ違いがあります。
今回はそれぞれの特徴と不安点をまとめてみました。
二重埋没と二重切開について
切開法は、名前の通りメスを使った施術法です。
半永久的に二重が手に入るのが、一番のメリットと言えるでしょう。
傷跡が治ることで、周囲に二重整形をしていることもバレにくくなるので「絶対に周囲にバレたくない」という人は、切開法の方がおすすめです。
埋没法は、プチ整形とも呼ばれていて「メスを使わない手軽な施術」が最大のメリットです。
メスを使わないことで、傷跡の不安などもなく、初めての二重整形で気軽にできるのもいいでしょう。
手術時間も30分以内のところがほとんどであり、早いところは10分から20分で終了します。
二重切開の不安点
切開法の不安点として「元に戻せない」というものがあります。
メスを使うことで、仕上がりに不満があっても「元に戻す」という選択肢がないのです。
そのため、技術力が未熟なクリニックで行うと他院で修正手術をお願いすることになる人も少なくありません。
他にも、メスを使うことで傷口が治るまでの期間である「ダウンタイム」が長いのも不安点のひとつです。
二重整形をする人のほとんどが社会人であり、まったく人付き合いがない人はいないでしょう。
ダウンタイムが抜けないまま、人に会ってしまうと「二重整形したんだ」とすぐにバレてしまいます。
更に、不安点のひとつに「費用が高い」というものもあります。
お手軽にできる埋没法とは異なり、切開法はクリニックにもよりますが両目で30万円前後がほとんどです。
二重埋没の不安点
手軽にできると評判の埋没法ですが、不安点がないわけでもありません。
メスを使わずに糸で目元をぱっちりさせるため、糸が取れてしまう可能性もあるからです。
突然糸が取れてしまって施術前に戻ってしまうのも不安点のひとつでしょう。
他にも、埋没法をしてから年月が経ちすぎていると糸が癒着して取れなくなることがあるのです。
そのため、眼科診療をしても治療がしにくい、もしくは治療ができないという場合になることもあります。
更に、お手軽だからと何度も埋没法をすることでまぶたに負担がかかってしまいます。
まぶたの負担を減らすため、埋没法はある程度施術できる回数に制限があるようです。
事前に何を確認すればいいか
埋没法、切開法、共に言えることですが手術前にしっかりと医師や看護師に確認をしておきましょう。
確認しておきたいこととして、デメリットやリスクを必ず聞いておいてください。
一般的な常識を持つクリニックであれば、メリットだけではなくデメリットも説明してくれます。
しかし、施術の考え直しをされるのが嫌でデメリットやリスクについて触れない医師もいるのです。
その結果「こんなはずじゃなかった」と後悔する患者もゼロではありません。
手術前に確認しておきたいことに「費用」があります。
切開法と埋没法で費用の高さは変わってきますが、高額であることに変わりはありません。
そのため、支払い方法や勝手にオプションで追加費用がかかることがないかも聞いておきましょう。
クリニックの中には、メンテナンスをオプション扱いにして「有料」でしているところもあります。
なるべく、初期費用の中にメンテナンス費用も含まれているクリニックを選ぶといいでしょう。
メンテナンス費用については、記載されていないところが意外と多いです。
あとから追加費用が掛かるとは思わなかった、なんてことにならないように気をつけてください。
そして、もっとも聞いておきたいことに「トラブル時の対応」です。
どれだけ腕が良い医師であっても、切開法はメスを使う施術となります。
絶対にトラブルが起こらないとは限らないため、万が一何か起こった時の対処法は聞いておきましょう。
逆に「トラブルは絶対にない」と言い切る医師は、若干不安が残ります。
美容とは言え、施術内容は「医療行為」です。
そのため、絶対と言い切ることはできないので注意してください。
まとめ
このように、切開法と埋没法には大きな違いがあります。
効果、費用、リスクなどが違うので、自分に合う方を選びましょう。
二重整形に不安がある人は、手軽にできる埋没法がおすすめです。
両方を比較して、自分に合う施術方法を決めましょう。