二重整形を検討している人で、埋没法と切開法のどちらにすべきか悩んでいる人もいるでしょう。同じ「二重にする」治療であっても、術法が異なれば腫れ方なども変わってきます。
今回は、二重整形の「埋没法」と「切開法」の腫れ度合いについて見ていきましょう。
二重手術の腫れ度合について
意外と勘違いされていることは「埋没法であれば腫れない」ということです。腫れないと聞いたから埋没法にした、という意見もあります。
しかし、二重整形で「腫れない」というのは、まずありえないと覚えておきましょう。腫れ方の度合いは人によって異なりますが、大小関わらず「必ず腫れる」と考えてください。
ただ、インターネットの口コミなどでは「腫れなかった」という意見もあります。これは「本人が思っていたよりも腫れなかった」という意味で受け止めておきましょう。人間は悪い方向には、やや過剰に考えてしまう節があります。腫れると聞いていたけど、自分が思っていたよりも腫れなかったということで「腫れない」ということを書き込んでいるのだと思われます。
例えば、腫れ方の度合いを10で考えていたけど、2、3であれば「腫れていない」と感じてしまうのです。ごく稀にまったく腫れない人もいると言われていますが、大多数が「腫れる」と覚えておきましょう。
二重埋没の腫れ度合はどれくらいか
基本的に、埋没法の腫れ度合いは「1週間程度でおさまる」と言われています。最長で1週間と言われているので、ほとんどの人が数日で収まる傾向にあります。ただ、1週間を過ぎても腫れが残っている場合は逆に失敗の可能性も出てくるので気をつけましょう。
人によっては、失敗ではなく肌質やまぶたの状況で腫れが長引いている場合もあります。特に、アイプチやアイテープなどを普段から使用している人は腫れが長引く傾向があるようです。
その理由として、アレルギー反応を起こしてしまう場合、皮膚が伸びている場合などが考えられます。一時的な目元ぱっちり効果は高いのですが、アイプチやアイテープは皮膚が伸びる原因になるので、あまり多用しない方がいいでしょう。
埋没法のダウンタイムについては、まぶたの状況によって変わってくると言っても過言ではないようです。
まぶたの状態が不安な人は、カウンセリングの時にでもまぶたの状態を診てもらいましょう。
事前に診てもらうことで、腫れ方が酷くなるかどうかの判断をしてもらえる場合があります。
二重切開の腫れ度合はどれくらいか
ダウンタイムの長さで言えば、切開法の方が約2週間から4週間と長いことが伺えます。施術したクリニックによっても変わってくるので、腫れ方の期間にムラがあるようです。切開法と言っても、比較的ダウンタイムが長いと言われるのは「全切開」です。切開幅が大きいほど、ダウンタイムも長くなっていくと考えましょう。
基本的に、5mmから8mm程度の切開であれば、腫れがすべて2週間で引くとは言えませんが、メイクをして外出する程度にはおさまると言われています。
ただ、人によっては期間が少々伸びる場合があるので確実ではないことを考えておきましょう。
結局腫れ度合についてどう考えればいいか
腫れ度合いについては、どの施術方法で二重整形をするのか、どの部分で納得するかを考えましょう。
「どの部分で納得するのか」というのは、二重整形治療のことではなく「腫れ方」についてです。個人差はありますが、周囲に気づかれにくいくらいであれば2週間程度で問題はないでしょう。しかし、二重整形をした人の中には完全に腫れが引かないと嫌だ、という人も少なからずいます。そういった人たちにとっては、ダウンタイムが2週間ではなく1ヶ月などに伸びてしまうのです。
埋没法、切開法、どちらを選んでも大小の違いはありますが腫れてしまいます。自然のものに手を加えるということで、腫れないという選択肢はほとんどないと考えましょう。ただ、先述したように「自分で思っていたよりは腫れなかった」というケースもあるようです。特に、真偽は不明ですが肌が強い人などは腫れにくいという意見を聞いたことがあります。
肌に関することは、個人差が大きいので、明確なことは言えません。事前に医師に聞いても、患者の腫れ方が強いかなどを見極めることはできません。
そのため、ある程度の目安でしか判断できないことを覚えておいてください。
まとめ
二重整形は必ず腫れてしまうことを覚えておきましょう。
可能であればダウンタイムが伸びてもいいように少し多めに外出を控えられる期間を設けておいてください。
カウンセリング時などの説明のダウンタイムは、あくまでも目安であることを覚えておきましょう。