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二重切開法の腫れとダウンタイムにかかる期間

二重切開法で悩まされるのが、術後の腫れや痛みなどの症状ではないでしょうか。メスで切開した部分が回復するまでには時間がかかり、せっかく整形したのにまぶたが腫れていて効果がわからないなど、不安な気持ちなる方も大勢います。今回は、腫れの症状を中心に、術後の経過状況についてまとめました。

腫れが引くまでの期間

施術後の症状には個人差がありますが、まぶたが大きく腫れます。この症状は施術後2~3日目がピークとなり、その後1~2週間ほどで8~9割程度の腫れが引き、術後1~2か月程度でほとんどわからなくなります。この時期になれば、他の人が見ても、腫れているとは見分けられなくなります。

8~9割程度の腫れは1~2か月程度で治まりますが、完全に腫れが治まるまでには、施術後3~6か月程度かかるとみておおきましょう。

術式によって腫れる期間が変わる?

腫れが続く期間は、二重のラインがまつ毛の生え際から遠いほど長引く傾向にありますラインの幅が狭ければ術後1か月程度で腫れが引くのが一般的ですが、ラインの幅が広ければ2か月ほど続くケースもあります。

腫れの期間を短くする術式としては、二重のラインの位置が、まつ毛の付け根から5ミリであるのが好ましいとされています。この位置であれば、1週間程度で腫れが目立たなくなり、1か月程度で8~9割まで治まるのが一般的です。

また、部分的な切開しか行わない部分切開法の場合、腫れの症状は全切開の50%程度に抑えられます

二重切開法で腫れが引かない時のケア方法

切開法の腫れ

施術後の腫れはとても気になりますから、できる限りダウンタイムを短期間にしたいものですね。最近では、ダウンタイムを短くするための施術を行っている美容外科クリニックが増えてきました。

腫れがなかなか引かない場合や、少しでも早く症状を改善させたい場合は、次の3つの方法が効果的です。

1つ目は、顔を下向きにしないことです。腫れている箇所が心臓より低いと、長引きやすくなります。施術後はソファでくつろぐなど、できるかぎり安静にして過ごしましょう。スマートフォンの操作や読書なども顔を下に向けますから、まぶたに血が流れやすく、腫れが長引く原因になります。

また、うつ向けになって眠るのもNGです。眠るときは、枕を高くして仰向けになりましょう。安静が必要ですが、眠りすぎるのもよくありません。8時間以上眠るとむくみの原因となりますから、7時間程度の睡眠時間をキープしましょう。

2つ目は、まぶたを冷やすことです。術後は炎症によって強いはれが生じます。炎症を抑えるために、なるべくまぶたを冷やしましょう。まぶたを閉じて、水に濡らしたガーゼを当て、さらにその上から、タオルなどで包んだ保冷剤を乗せるなどして、患部を冷やしてください。保冷剤が直接まぶたに当たると、凍傷になる危険があるので逆効果です。保冷剤がまぶたに直接触れないようにしてくださいね。

施術当日は、術後からなるべくまぶたを冷やすことをおすすめします。翌日から3日程度は、ときどきでかまいません。冷やすと心地いい……と感じたときのみにとどめておきましょう。術後1週間程度して炎症が治まれば、冷やさなくても大丈夫です。

3つ目は、入浴や激しい運動、飲酒を控えることです。これらによって血行が良くなると、まぶたの腫れを悪化させることがあります。施術後から1週間程度は入浴せずにシャワーのみにとどめ、運動を控えてお酒も飲まないように心がけましょう。

こんな時は医師に相談しよう

施術後、さまざまなトラブルが発生する可能性がありますが、そのほとんどは時間の経過とともに治まります。しかし、なかには医師の治療を受けた方がよいトラブルもあります。次のような症状が出た場合は、施術を行ったクリニックの医師に相談しましょう。

まず、皮膚を中縫いした糸が出てきた場合です。まれに、皮膚の組織を縫っている糸が出てくるケースがみられます。このような場合は、放っておくと化膿する危険がありますから、できる限り早めに処置を行いましょう。

感染症を起こして傷跡が化膿した場合も、すぐに医師に診てもらってくださいね。赤みや腫れがなかなか治まらない、痛みが続く、まぶたが熱いなどの症状が治まらない場合は、感染症を起こしている疑いがあります。

また、腫れが長引くケースとして、まぶたの内部の傷口から出血して、血が溜まっていることがあります。こちらも放っておくと、感染症を起こしたり血の塊ができたりする恐れがあるので、速やかな対処が必要です。

このほかの症状でも、少しでもおかしいなと感じたら、早めに医師に相談しましょう。

まとめ

施術後腫れは憂鬱ですが、症状が治まると理想の二重が実現します。その一方で腫れが長引いてしまうと、心配になりますね。施術後のアフターケアに力を入れている美容外科を選びましょう。